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「 National Treason 2-2-14 四度交わる炎剣 」

[Canvas版] Java版

No. 5567
タイトル : National Treason 2-2-14 四度交わる炎剣
特徴 : 難易度:8 ヘラルドとの最終決戦。 <s>スクリプトにする予定だったが面倒なので挫折w</s>
作者 : チャチャモ


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得点 コメント
順位 名前 得点 コメント 登録日時
1位 ポール 150   2016/11/01 15:17
2位 ポール 70   2016/04/15 08:43
3位 ポール 40   2016/04/14 22:30
(ベスト5のみ表示)


ストーリー

二人の男が廊下を闊歩していた。

一人は長身で目つきの鋭い男。

もう一人は赤帽子の男。





正男「次どっちだ?」

サイモン「左だ」

正男「なあ」

サイモン「ん?」

正男「パウルの能力って何なんだ?」

サイモン「さあな・・・・・・余り強くない事を祈ろうw」



~基地内 仮眠室~

薄暗い部屋。

人が10人は寝れそうな広さとは裏腹に、天井は低く圧迫感を生み出している。

中には一人の男が寝そべっていたが、特に眠るでもなくただ寝そべっていた。



とその時、不意に扉が開いた。



ニック「あ! 隊長~w こんなとこで何やってたんだよww」

「何だよ・・・こんな夜中に面倒くせえな・・・・・・仮眠室って書いてあんだろ文字を読め空気読め」



敬意が欠片も篭っていない言葉も特に意に介した様子は無く、眠そうに答える男。



ニック「寝てたのかw それよりさぁ、メイガ隊長知らねえ?」

ヘラルド「知るか・・・っつうか寝てた奴に聞くなよw」



ニック「sorry♪ ところでさァ、前ヘラルド隊長あの反乱軍の正男って奴と戦ったんだろ? どうだったのよ?」

ヘラルドは寝癖を直しながらぶっきら棒に答える。

ヘラルド「負けた・・・・・・が、今の俺は違う・・・・・・そう信じたい・・・








ニックはそれを聞き笑みを浮かべ、ヘラルドに何か耳打ちをした。





ヘラルド「・・・・・・・・・!!」

ニック「どうしようと隊長の自由だけどなww じゃ、俺はメイガ隊長探しに行くわwwww」

ニックは仮眠室から去っていった。



ヘラルドは暫く黙っていたが、やがて首を回し立ち上がった。




正男「次どっちの道?」

サイモン「真ん中だ、っていうか答えるの面倒になってきたなw」



正男「オ イ」

サイモン「ゴ メ ン ヨ」



そして中央の道を進んで行くと・・・・・・。



部屋に出た。

壁や床は土壁で出来ているようで、中はとても蒸し暑い。

あちこちに溶けた鉄やレンガが散らばっており、スプリンクラー等が各所に設置されていた。



正男「あれ? 王の部屋に案内してくれたんじゃなかったのか?」

サイモン「ス マ ン ここは武器製生室、、、、、、ミスったww」



正男「~(゜∀゜)エエ エエエエエエエエエエエエエ工工工



辺りは埃っぽく、正男はゲホゲホ咳き込みながら引き返そうとした。

サイモン「まあ待て、確かお前武器持ってなかったよな?」

正男「ああw」

サイモン「使えるのがあるかも知れん 探してみたらどうだ?」






「ヴァライ・マグネス」

炎の竜が正男に向かって一直線に飛んできた。






サイモン「伏せろ!」



正男は少し遅れて・・・床に伏せ、炎の竜を回避した。



炎竜(集い場の奴じゃ無いよw)が飛んできた方向を見上げると、影が一つ。











「メイガも決着付けに行ったらしいしな・・・・・・これじゃ面倒とか言ってらんねぇだろ?」



吹きせさぶ一陣の風。

半開きの―――しかし鷹のような眼で正男を見下ろす男。






正男「ヘラルドか・・・」





ヘラルドは天井の送風パイプから飛び降り、掌を正男に向けた。





ヘラルド「退け サイモン・・・ アンタが何しようが誰といようが俺の知ったこっちゃ無えが・・・っていうか面倒だから知りたくも無いが・・・邪魔するなら消す」



サイモンは鼻を鳴らし、右腕を上げて出口へと向かっていった。





サイモン「了解だw  正男!先に雑魚を片付けておく!」



正男は右腕でオッケーサインを出すと、半歩づつ間合いを狭めていった。



ヘラルドも何も言わずに、間合いを狭めていく。








二人の距離が10mも無くなった時・・・。







二人の好敵手(べイル)は、炎の剣を構え・・・・・・。



























「行くぞッ!」
「行くぜ・・・ッ!」





次の瞬間、炎剣と炎剣とが交わった。

衝撃波は部屋中を駆け巡り、耐え難い熱気が部屋を包む。





好敵手達の最後の戦いが始まった。
BGM提供: