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Canvas版 [Java版]
No. 5562
タイトル : 「 National Treason 2-2-9 氷矛潰す電磁投射砲~VSメイガ~ 」
特徴 : 難易度:7 クリスVSメイガ始動! メイガは無覚醒なので攻撃は大したこと無いです が、レールガンが・・・!
作者 : チャチャモ
順位 | 名前 | 得点 | コメント | 登録日時 |
---|---|---|---|---|
1位 | ポール | 140 | 2022/01/25 13:03 | |
1位 | ami | 140 | 2012/07/07 21:56 | |
1位 | 予感魚 | 140 | 2011/10/02 02:21 | |
4位 | ぞうさん | 30 | 2017/03/22 13:21 | |
4位 | ゴールド・ドラゴン | 30 | 2012/01/08 17:33 |
メイガ「三日振りだな 反逆者」
クリス「・・・」
メイガ「存外・・・元気そうだな? あれだけ派手に潰してやったのにw」
クリス「メイガ?」
メイガ「何だ」
クリス「そこを通してもらう訳にはいかない?」
メイガ「・・・・・・無論だ 本来なら通してやる所だがな・・・ サイモンという二神の一人がここを含め全ての回廊をカメラで見張っているw」
クリス「なるほどね・・・」
メイガ「そして・・・ついさっき連絡があったが・・・私の親友がお前の仲間の世話になったようだな・・・」
クリス(正男達の事かな?)
メイガ「・・・ギルバードの仇だ・・・全力で貴様を排除しよう!」
「レールガンチャージ」
突如廻廊に響く無機質な声。
クリスは不気味に思い、声のした方に目を向ける。
無骨な砲筒。
砲筒を支える銀々と輝く機体はついさっきまで「カメラ」が在った場所。
どうやら、監視カメラを見張っていた人物が「カメラのモード」を変えたようだ。
そして再び不気味な声が。
「From 0 to 7 feet is a
striking range, Let's run away
up.」
クリス「・・・・・・!」
・・・・・striking range・・・・・・射程距離? Let`s run
away...確か逃げろって意味・・・up...上に・・・?
クリスは機械から聞こえた英語を和訳しようとしていた。
キュイイイイイイイイイィイイイイイイイイインンンンン
その時クリスは感じた。
確実に『死』が迫っている事を。
最早考える暇も無く、己の直感に従い上に逃げる。
刹那。
青白い閃光が自分の靴の数センチ下を掠り通る。
余りの音に、自分の息遣いさえ聞こえない。
まさに「雷鳴」。
数秒後、廊下を沈黙が支配した。
扉を守っていた鎖の一部が雷鳴に触れたのか、その部分だけ消し飛んでいる。
―――・・・氷の盾何かで防ぎきれる規模じゃない・・・・・・今のは何・・・?
クリス「・・・今のは?」
メイガは溜息を漏らしながら答えた。
メイガ「電磁投射砲・・・電位差のある伝導体の間に瞬間的に電流を流す事により発生する磁力を利用し、「超速」での攻撃を可能にしている兵器だw 弾体には拡散式弾道ミサイルを使用している いわゆる”レールガン”だなw
対象を監視カメラで補足すると、電磁投射砲タイプとなり対象を瞬殺する 5階の廊下にのみこのシステムは使われている・・・」
クリス「レールガン・・・! そんな物をこんな所で使ったら・・・」
メイガ「此処の破壊を防ぐ為に、同じく磁場を用いて壁面にミサイルが辿りつく前に失速するシステムを実装してある・・・
ちなみに、この電磁投射砲に使用する電力はミサイル基地に送る為に生成している発電所の余剰電力を使用したものだ」
クリス「レールガンとメイガ・・・片方だけでもキツいのに・・・」
クリス(隙を見てメイガを攻撃して、メイガのガードが薄れたところで機械を凍らせましょう・・・)
メイガ「改めて・・・ギルバードの分、狩らせてもらうぞ?」
電磁投射砲「レールガン・・・チャージ!」