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「 National Treason 2-1-7 覚醒せし凶光 」

Canvas版 [Java版]

No. 5549
タイトル : National Treason 2-1-7 覚醒せし凶光
特徴 : 難易度:14 初めての三ステージボス戦! マップの一番左に、コンティニュースターはあります~ ★ページ最下部に中間ストーリー有
作者 : チャチャモ


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得点 コメント
順位 名前 得点 コメント 登録日時
1位 予感魚 1,110   2011/08/23 00:04
2位 予感魚 1,010   2011/07/22 12:24
3位 予感魚 820   2011/07/21 22:04
4位 むぎ 350   2013/04/29 17:22
5位 tatata 310   2011/08/23 18:23
5位 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 310   2011/08/19 21:57
(ベスト5のみ表示)


ストーリー

メイガ「行くぞ・・・!」

クリス「アイス・ウェーブ!」

氷の波が、メイガに向かって奔った。しかし・・・
                      ・  ・  ・  ・  ・
メイガは右腕を氷の波に向かって振っただけで、

光の衝撃波を放ち、氷の波を粉砕した。



メイガ「この程度の技で・・・私を仕留めるつもりだったのかw?」

クリス「アイス・トラスト!」

メイガは、その技も壊した。

メイガ「だから無理だと・・・w」



クリス「かかったわねw ヒエロ・クエダーバ!!

メイガ「!?」



メイガの足元に散らばっている氷の欠片・・・欠片がつながり始めた。

氷の欠片は成長すると共に、構成し、合体していく。



氷の欠片の中心にいるメイガを包み殺すように。

メイガ「何・・・!?」

クリス「終わりねw」



クリスの声がメイガに届く前に、メイガは氷に閉ざされた。






クリス「ふう・・・早く正男達の援護に行かないと・・・」



「これで・・・封じたつもりか?」

クリス「え!?」

ピキピキ・・・パキ・・・

氷の割れる音が聞こえる。



「こんな物で・・・・・・こんな物で・・・・・・貴様如きの氷で・・・私が死んだと思ったのか!? 甘いわ!!」


光の一閃がクリスを襲った。

中間ストーリー13 ~氷、鍵、鉤、血~



  

クリス「・・・くっ」

メイガ「分かったか? 貴様では私には敵わんという事がw」



クリス「誰がw ウェル・ペレシータ

クリスは冷凍光線を放った。



メイガ「・・・・・・」



メイガは光の盾でガードし、冷凍光線をはじき返した



メイガ「無駄だww」

クリス「・・・・・・・・・」



メイガ「さて・・・終わりにしようw ヴァイパーレイン

クリス「ww 私は貴方の『それ』を一度防げているのよ? 何度でも同・・・・・・」

メイガは真顔になり、一言。



メイガ「そのセリフからすると・・・お前は、覚醒について詳しく知らないようだな・・・・・・教えておいてやろう・・・」

クリス「?」



メイガ「”覚醒”とは二種類ある 一つは、無意識の内に外へ漏れる魔力を少なくする為に、己の力を封じる覚醒・・・・・・
 つまりだ、使える技、魔力が増えるだけで・・・・・・技の威力は何も変わらん・・・
もう一つの覚醒は、”純粋強化”  ただ純粋に、秘めし力を目覚めさせたのだ・・・  使える技! 魔力! 身体能力! 技の威力! 全てがレベルアップしている・・・」



メイガ「私の第一覚醒、第二覚醒は”前者”だ・・・ つまり第二覚醒の状態が、私の元々の力  だが、私の最終覚醒は”後者”」



メイガ「つまり、こういう事だ・・・・・・・・・第二覚醒時のこの技と、今のこの技の威力が同じだと思うな?



クリス「ぐっ・・・・・・!」

クリスの氷の盾は光の圧力に耐え切れず、割れてしまった。



クリスの体に容赦無く光の雨が降り注いだ。





クリス「くっ・・・(気絶」



メイガ「・・・これは本拠に入るのに必要なカードキーだ・・・ 取っておけw」



メイガは倒れているクリスの横に、カードキーを投げ落とした。



メイガ「・・・・・・私に出来る、政府への抵抗と言ったらこのくらいだw」


メイガは歩きながら呟いた。



「我等はただ・・・従うのみだからな・・・」


ガルティス「とどめだw」

ガルティスは、動けないザトシに殴りかかった。



一発。



ほんの一発だけ。



しかし、その拳を受けたザトシは数メートル吹き飛んだ。



ザトシ「かっ・・・・・・・・・・」



ザトシは悲鳴を上げることすら出来ず、その場に倒れこんだ。



ガルティス「はっw もう終わりかァ? ガキぃ~w」



――・・・っぁ・・・・・・何て・・・力して・・・やがる・・・・・・体が引き千切れそうだっ・・・・・・

ザトシは地面を掴み、ふらふらと立ち上がった。



ガルティス「んん? まだ立てんのかぁ~?」



ザトシ「・・・・・・っ・・・」



ザトシは体に自ら麻痺毒を流す事で、痛みを「消した」。

ザトシ「もう問題無ぇw ところで・・・」



ザトシ「今度はこっちの・・・番だぜ!( ゚∀゚)」



ザトシは右腕を振るい、魔力を指先に溜めた。

ザトシ「エンバ・・・・・・・・・!?



――・・・っ! 背後に殺気っ・・・・・・!?


ザトシは技を中断し、後ろを振り向いた。



そして振りぬかれたガルティスの拳をかわす。

ガルティス「へぇw さっきよりぁマシになったようだが・・・・・・足りねえんだよっ!」



ガルティスは胸の前で拳を握り、力を溜めていった。

ザトシ「・・・w すげえ魔力だ☆(´・ω・`)」



拳は砂塵を纏い・・・・・・赤く紅く夜空を照らした。



ガルティス「ぅおおおあああああああああららららぁああああっっ!!!!」

ガルティスは雄叫びを上げると共に、右腕を・・・・・・



煌々と光る右腕を―――



目の前の凶人に向かって―――











・・・・・・




鋭い・・・死の一撃がふるわれた。



ザトシ「・・・・・・!!」



――速いっ・・・・・・!!



頭で考えるよりも、体が先に動いた。

横に飛び退き一撃をかわしきった・・・・・・が・・・、放たれた拳の風圧がザトシを襲った。



ザトシ(くっ・・・・・・ 風圧だけで・・・・・・っ!!)

ザトシは風圧に勝てず、その場に倒れこんだ。



ガルティス「www」

ザトシ「くそっ(立ち上がろうとする」



中途半端に立ち上がろうとしたザトシの重心はとても不安定で








余りにも








無防備だった。



ガルティス「諦めろ・・・」

ガルティスは、立ち上がろうとするザトシの胸を踏みつけた。



ザトシ「ぐっ・・・ぁ・・・・・」


ガルティスは再び、拳に力を溜めだした。


ガルティス「安らかに眠れよw」












「ヘヴンブラスト」



「ウィンド・パルス!」


ガルティス「!?」



ザトシ「正男! 浩二!ヽ(゜∀。)ノ」

正男「何だw やられまくってるじゃねえかww」



ガルティス「・・・・・・増援かw」

ガルティスは暫く黙っていたが、すぐに後ろに振り向き、正男たちに背を向けて歩きだした。




ガルティス「ゴミカス共がわらわらと・・・ww 興が覚めたw 帰るぜ?」

ザトシ「・・・・・・っ・・・・・・逃げるのか?」



ガルティスは、精一杯強がるザトシを見て口角を吊り上げた。

ガルティス「そこで”おねんね”してた餓鬼のセリフとは思えねぇぜwww?」



ザトシ「・・・・・・!!」



ガルティスは消えた。



ザトシ達はしばらくその場に立ちつくしていたが、正男がクリスの居ない事に気付いた。

正男「あ? そういやクリスは?」



クリス「ここよ・・・」





声がした方を振り返ると負傷しているクリスが木にもたれかかっていた。






クリス「見事に逃げられたみたいね・・・ ま、ザトシが無事だっただけでもマシねw」

ザトシ「俺を心配しヽ(゜∀。)ノ」

クリス「てない」

ザトシ「orz」

正男「あー 何か敵が居なくなった瞬間にいつものテンションになったな・・・ もうちょいシリアス続くらしいから、あんまダレるなよww」

浩二「・・・そんな事言ってる時点でシリアスじゃないよね絶対・・・」





クリス「それより、皆どうだった?」

クリスが、思いついたように聞いた。

正男「・・・何が?」

浩二「戦闘結果以外に何があると(・ω・`)」

正男「おk 俺は勝ったぜ?」

ザトシ「俺も勝ったぜ☆」

浩二「へえー(棒読み)」

ザトシ「OTTTTTTTTL」

浩二「僕も勝ったよ しかも捕らえた!」

正男「へえー(棒読み)」

浩二「嘘じゃねーよww」

クリス「私は負けたけど―――こんなものが落ちてたわ」










クリスがポケットから取り出したものは・・・・・・赤い妖しい光りを放つカードだった。

正男「何だ それ?」

クリス「・・・・・・何かのカードね・・・何のカード?」






カードには、青字で「ZAYLESS」と書かれており、猫のような動物が銀字で描かれていた。

浩二「この動物は・・・」

ザトシ「・・・獅子か?」

正男「猫だな」

ザトシ「OTTTTTTTTTTTTTTTL」





クリス「”cat”は国家ザイレスの象徴よ? 知らなかったの?」





正男「へえ~ んで、これは結局何だ?」

クリスはじっとカードを眺めていたが、ある事に気付いた。

クリス「・・・読み取り口・・・?」

浩二「このバーコードが?」

ザトシ「・・・・・・おそらく、この形状からして何処かの”鍵”と見て間違いは無いだろう・・・」

クリス「あれ? 珍しくザトシがマトモw」






ザトシ「ザイレスと書いてあることから・・・軍本部の鍵であることも推察出来るな   浩二?」

浩二「何?」

ザトシ「お前・・・確か一人捕まえた・・・って言ってたな? そいつに聞くぞ」

正男「何かザトシめっちゃ賢くなってるww」






浩二「おっけー えーと、、、確かこの木に縛り付けて・・・」

浩二が指差した木には、誰も―――縛るための縄さえも―――存在しては居なかった・・・・・・ただ一つ、鈍く赤く光るカードを除いては・・・。





浩二「・・・!?」

正男「何だ嘘かw  消えろ浩二」

クリス「失せろ緑」

ザトシ「散れ緑虫」

浩二「・・・・・・何故・・・? 確かに捕まえたはず・・・・・・縄が緩かったのかな・・・・・・」

正男「はいはい 言い訳乙」

浩二「OTTTTTTTTTTTTTTL」



ザトシ「んじゃあ行こうぜw」

ザトシ達は、誰も居なくなった中央の道を歩き出した。



―――嫌な予感がする・・・・・・・・・・・・

浩二の背中に悪寒が奔ったが、浩二は何も言わないことにした。















~とある荒地にて・・・~



足音がする。

騒々しい足音。

その足音の正体は、三人の男だった。





「ひゃっひゃはははははははああああああああっひゃはははははははははははwwwwwwwwwwwwwwww」


「ひぃっ・・・・・」

一人の男―――三人の内で最も先頭を走っている男だが・・・・・・

その男は警備員のような身なりをしていた。

手にはマシンガン。

額に脂汗を浮かべたその男は、何かに怯えたような表情で後ろを振り向いた。



二人目の男は、一人目の男とは正反対の表情を浮かべていた。

その男は・・・・・・笑っていた・・・・・・。

楽しそうに楽しそうに・・・・・・。

目には狂的な殺意を秘めながら・・・・・・。

その二人目の男は大剣を構え、姿勢を低くして先頭の男を追いかけていたのだ。

敵船を狙う魚雷のように・・・。

獲物を刈るハイエナのように・・・。



三人目の男・・・・・・・一番後ろにいる男も二人目と同じ凶悪な笑みを浮かべていた。

ただ走って追いかける事はせず、ただ「待っていた」。

銀色に光る鉤爪が赤黒い血を照らし・・・

次の瞬間、三人目の男が消え・・・

一人目の男の前に現れた。



警備員「うぁっ・・・」

警備員の腹部を鉤爪が抉った。

警備員「あああああっっっ」



警備員が叫び後ろを振り向いたが、それまで。



???「ジ・エンド~っとw」

警備員の喉笛を大剣の刃が貫いた。



???「あ~あ つまんねえ つまんねぇぜっ・・・・・・たくよ~」

男は大剣で死体を持ち上げながら嘆いた。

???「俺様も同感だ・・・ ベリアル・・・」



ベリアル「ああ・・・この俺は今確実に!そして果てしなく!つまらなさを感じざるをえない!!  敵弱すぎ&殺しまくりの死にまくり?  何、あのさ、雑魚ばっかでしょーじき飽きた!! つまんねえつまんねえつまんねえつまんねえつまんねえつまんねえつまんねえつまんねえつまんねえつまんねえつまんねえつまんねえつまんねえつまんねえつまんねえつまんねえつまんねえつまんねえええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!   スリルの欠片もねえぞ!   ・・・どうしてくれる・・・ この雑魚ども何してくれやがんだああああ!!! ルシファー兄! さっさと次へ行こうぜ!?」

死人に理不尽な怒りをぶつけた後、ベリアルは大剣を構えて歩きだした。

ルシファー「あれだ! 殺しの宴の前夜祭だww こんくらいで我慢しろw」

ルシファーも、鉤爪をしまって歩き出した。




ルシファー「スローターはもうすぐだぜwwwwwww」