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Canvas版 [Java版]
No. 5549
タイトル : 「 National Treason 2-1-7 覚醒せし凶光 」
特徴 : 難易度:14 初めての三ステージボス戦! マップの一番左に、コンティニュースターはあります~ ★ページ最下部に中間ストーリー有
作者 : チャチャモ
順位 | 名前 | 得点 | コメント | 登録日時 |
---|---|---|---|---|
1位 | 予感魚 | 1,110 | 2011/08/23 00:04 | |
2位 | 予感魚 | 1,010 | 2011/07/22 12:24 | |
3位 | 予感魚 | 820 | 2011/07/21 22:04 | |
4位 | むぎ | 350 | 2013/04/29 17:22 | |
5位 | tatata | 310 | 2011/08/23 18:23 | |
5位 | !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! | 310 | 2011/08/19 21:57 |
クリス「・・・くっ」
メイガ「分かったか? 貴様では私には敵わんという事がw」
クリス「誰がw ウェル・ペレシータ」
クリスは冷凍光線を放った。
メイガ「・・・・・・」
メイガは光の盾でガードし、冷凍光線をはじき返した
メイガ「無駄だww」
クリス「・・・・・・・・・」
メイガ「さて・・・終わりにしようw ヴァイパーレイン」
クリス「ww 私は貴方の『それ』を一度防げているのよ? 何度でも同・・・・・・」
メイガは真顔になり、一言。
メイガ「そのセリフからすると・・・お前は、覚醒について詳しく知らないようだな・・・・・・教えておいてやろう・・・」
クリス「?」
メイガ「”覚醒”とは二種類ある 一つは、無意識の内に外へ漏れる魔力を少なくする為に、己の力を封じる覚醒・・・・・・
つまりだ、使える技、魔力が増えるだけで・・・・・・技の威力は何も変わらん・・・
もう一つの覚醒は、”純粋強化” ただ純粋に、秘めし力を目覚めさせたのだ・・・ 使える技! 魔力! 身体能力! 技の威力! 全てがレベルアップしている・・・」
メイガ「私の第一覚醒、第二覚醒は”前者”だ・・・ つまり第二覚醒の状態が、私の元々の力 だが、私の最終覚醒は”後者”」
メイガ「つまり、こういう事だ・・・・・・・・・第二覚醒時のこの技と、今のこの技の威力が同じだと思うな?」
クリス「ぐっ・・・・・・!」
クリスの氷の盾は光の圧力に耐え切れず、割れてしまった。
クリスの体に容赦無く光の雨が降り注いだ。
クリス「くっ・・・(気絶」
メイガ「・・・これは本拠に入るのに必要なカードキーだ・・・ 取っておけw」
メイガは倒れているクリスの横に、カードキーを投げ落とした。
メイガ「・・・・・・私に出来る、政府への抵抗と言ったらこのくらいだw」
メイガは歩きながら呟いた。
「我等はただ・・・従うのみだからな・・・」
ガルティス「とどめだw」
ガルティスは、動けないザトシに殴りかかった。
一発。
ほんの一発だけ。
しかし、その拳を受けたザトシは数メートル吹き飛んだ。
ザトシ「かっ・・・・・・・・・・」
ザトシは悲鳴を上げることすら出来ず、その場に倒れこんだ。
ガルティス「はっw もう終わりかァ? ガキぃ~w」
――・・・っぁ・・・・・・何て・・・力して・・・やがる・・・・・・体が引き千切れそうだっ・・・・・・
ザトシは地面を掴み、ふらふらと立ち上がった。
ガルティス「んん? まだ立てんのかぁ~?」
ザトシ「・・・・・・っ・・・」
ザトシは体に自ら麻痺毒を流す事で、痛みを「消した」。
ザトシ「もう問題無ぇw ところで・・・」
ザトシ「今度はこっちの・・・番だぜ!( ゚∀゚)」
ザトシは右腕を振るい、魔力を指先に溜めた。
ザトシ「エンバ・・・・・・・・・!?」
――・・・っ! 背後に殺気っ・・・・・・!?
ザトシは技を中断し、後ろを振り向いた。
そして振りぬかれたガルティスの拳をかわす。
ガルティス「へぇw さっきよりぁマシになったようだが・・・・・・足りねえんだよっ!」
ガルティスは胸の前で拳を握り、力を溜めていった。
ザトシ「・・・w すげえ魔力だ☆(´・ω・`)」
拳は砂塵を纏い・・・・・・赤く紅く夜空を照らした。
ガルティス「ぅおおおあああああああああららららぁああああっっ!!!!」
ガルティスは雄叫びを上げると共に、右腕を・・・・・・
煌々と光る右腕を―――
目の前の凶人に向かって―――
・・・・・・
鋭い・・・死の一撃がふるわれた。
ザトシ「・・・・・・!!」
――速いっ・・・・・・!!
頭で考えるよりも、体が先に動いた。
横に飛び退き一撃をかわしきった・・・・・・が・・・、放たれた拳の風圧がザトシを襲った。
ザトシ(くっ・・・・・・ 風圧だけで・・・・・・っ!!)
ザトシは風圧に勝てず、その場に倒れこんだ。
ガルティス「www」
ザトシ「くそっ(立ち上がろうとする」
中途半端に立ち上がろうとしたザトシの重心はとても不安定で
余りにも
無防備だった。
ガルティス「諦めろ・・・」
ガルティスは、立ち上がろうとするザトシの胸を踏みつけた。
ザトシ「ぐっ・・・ぁ・・・・・」
ガルティスは再び、拳に力を溜めだした。
ガルティス「安らかに眠れよw」
「ヘヴンブラスト」
「ウィンド・パルス!」
ガルティス「!?」
ザトシ「正男! 浩二!ヽ(゜∀。)ノ」
正男「何だw やられまくってるじゃねえかww」
ガルティス「・・・・・・増援かw」
ガルティスは暫く黙っていたが、すぐに後ろに振り向き、正男たちに背を向けて歩きだした。
ガルティス「ゴミカス共がわらわらと・・・ww 興が覚めたw 帰るぜ?」
ザトシ「・・・・・・っ・・・・・・逃げるのか?」
ガルティスは、精一杯強がるザトシを見て口角を吊り上げた。
ガルティス「そこで”おねんね”してた餓鬼のセリフとは思えねぇぜwww?」
ザトシ「・・・・・・!!」
ガルティスは消えた。
ザトシ達はしばらくその場に立ちつくしていたが、正男がクリスの居ない事に気付いた。
正男「あ? そういやクリスは?」
クリス「ここよ・・・」
声がした方を振り返ると負傷しているクリスが木にもたれかかっていた。
クリス「見事に逃げられたみたいね・・・ ま、ザトシが無事だっただけでもマシねw」
ザトシ「俺を心配しヽ(゜∀。)ノ」
クリス「てない」
ザトシ「orz」
正男「あー 何か敵が居なくなった瞬間にいつものテンションになったな・・・ もうちょいシリアス続くらしいから、あんまダレるなよww」
浩二「・・・そんな事言ってる時点でシリアスじゃないよね絶対・・・」
クリス「それより、皆どうだった?」
クリスが、思いついたように聞いた。
正男「・・・何が?」
浩二「戦闘結果以外に何があると(・ω・`)」
正男「おk 俺は勝ったぜ?」
ザトシ「俺も勝ったぜ☆」
浩二「へえー(棒読み)」
ザトシ「OTTTTTTTTL」
浩二「僕も勝ったよ しかも捕らえた!」
正男「へえー(棒読み)」
浩二「嘘じゃねーよww」
クリス「私は負けたけど―――こんなものが落ちてたわ」
クリスがポケットから取り出したものは・・・・・・赤い妖しい光りを放つカードだった。
正男「何だ それ?」
クリス「・・・・・・何かのカードね・・・何のカード?」
カードには、青字で「ZAYLESS」と書かれており、猫のような動物が銀字で描かれていた。
浩二「この動物は・・・」
ザトシ「・・・獅子か?」
正男「猫だな」
ザトシ「OTTTTTTTTTTTTTTTL」
クリス「”cat”は国家ザイレスの象徴よ? 知らなかったの?」
正男「へえ~ んで、これは結局何だ?」
クリスはじっとカードを眺めていたが、ある事に気付いた。
クリス「・・・読み取り口・・・?」
浩二「このバーコードが?」
ザトシ「・・・・・・おそらく、この形状からして何処かの”鍵”と見て間違いは無いだろう・・・」
クリス「あれ? 珍しくザトシがマトモw」
ザトシ「ザイレスと書いてあることから・・・軍本部の鍵であることも推察出来るな 浩二?」
浩二「何?」
ザトシ「お前・・・確か一人捕まえた・・・って言ってたな? そいつに聞くぞ」
正男「何かザトシめっちゃ賢くなってるww」
浩二「おっけー えーと、、、確かこの木に縛り付けて・・・」
浩二が指差した木には、誰も―――縛るための縄さえも―――存在しては居なかった・・・・・・ただ一つ、鈍く赤く光るカードを除いては・・・。
浩二「・・・!?」
正男「何だ嘘かw 消えろ浩二」
クリス「失せろ緑」
ザトシ「散れ緑虫」
浩二「・・・・・・何故・・・? 確かに捕まえたはず・・・・・・縄が緩かったのかな・・・・・・」
正男「はいはい 言い訳乙」
浩二「OTTTTTTTTTTTTTTL」
ザトシ「んじゃあ行こうぜw」
ザトシ達は、誰も居なくなった中央の道を歩き出した。
―――嫌な予感がする・・・・・・・・・・・・
浩二の背中に悪寒が奔ったが、浩二は何も言わないことにした。