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「 National Treason 2-1-2 闇夜に響く銃声 」

[Canvas版] Java版

No. 5545
タイトル : National Treason 2-1-2 闇夜に響く銃声
特徴 : 難易度:7 <s>これってボス戦のタイトルじゃ?</s>えーと、何かタイトルを無駄遣いしてるのはおいといてw もうスクリプトを通常面で使うのは最後かも・・・ ★ページ最下部に中間ストーリー有
作者 : チャチャモ


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得点 コメント
順位 名前 得点 コメント 登録日時
1位 予感魚 18,000   2011/07/13 22:45
2位 ポール 710 どうやって不正したら18000点取れるんだよ?死ね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 2016/10/01 21:40
2位 ポール 710 どうやって不正したら18000点取れるんだよ?死ね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 2016/10/01 21:40
4位 予感魚 680   2011/07/13 14:11
5位 ポール 610   2016/10/01 17:41
(ベスト5のみ表示)


ストーリー

正男「クソッ・・・まさか伏兵が仕掛けてあるとは・・・っ!」

正男は、襲い来る兵士の群れを、何とか受け流しながら嘆いた。

その少し右では浩二が、敵兵を風で飛ばし、時間稼ぎをしている。

ザトシは愛用の両刃刀を手に、敵陣に突っ込み、

クリスは、氷の飛礫を飛ばし、敵兵士の気絶を狙っている。



・・・・・・・・・だが・・・・・・





浩二「・・・・・・!! もう魔力切れか・・・ 慣れてないから、使いこなせないし燃費も悪い・・・」

正男「くそっ・・・もう限界・・・かもなww」



未だなお、状況は絶望的・・・

圧倒的な物量差を前に。





―――・・・このまま戦っていても埒が開かねえ・・・

そう考えた正男は、絶望的な知能の頭を働かせ・・・


正男「・・・くそ、浩二 思いつきだが協力してくれww」


浩二「オッケーww」

正男は炎を出す用意をし、浩二は魔力をかき集め、手の平に集中させた

そして、浩二は・・・





浩二「烈風陣!!」

浩二の放った地を駆けるような風圧に、「乗せる」ように正男は炎を・・・・・・

正男「 ブラスト・ディズム!」



その風が通った場所は炎に包まれた。

兵士1「うわああっ」

兵士2「くそっ 慌てるな!!」

兵士3「逃げろっ!」

管理人「アヒャヒャ5000hitアリガトですヽ(゜∀。)ノ」

兵士4「うぐぁっ!!」





兵士達は大混乱に陥った

我先に、と炎から逃れていくせいで、ますます混乱に陥る兵士達。



ザトシ「ヨクヤッタ☆ヽ(゜∀。)ノ」

クリス「今なら・・・敵陣突っ切れるかもねww」





そして正男達は混乱している敵兵士をかき分け、一気に本拠地へ通じる道へ進んだ。

敵軍はこちらの様子に気付く事もなく、敵陣突破成功を正男達は確信した。 





しかし・・・・・・・・






???「止まれ お前達の道は・・・・・・ここで終わりだ」



正男「!?」

浩二「あ・・・あれは・・・・・・」

ザトシ「((((゚д゚;))))ガクガクブルブル 」

クリス「・・・・・・!」




正男達が唖然としたのも無理は無かった・・・

目の前には頑丈そうなバリケードや鉄線がはりめぐらされていたのだから・・・



さらにバリケードの上の見張り台に立っていた男は、ニヤリと笑い・・・

???「俺は、ここの管理を任されてる・・・つまり”護衛隊長”とでも言うのかねぇw   ボガードだ、よろしくww そして・・・・・・」



ボガードは、右手を上げ何かハンドサインをしたかと思うと・・・・・・





















カチャッ チャキッ ガシャッ カチッ チッ チャキ ヽ(゜∀。)ノ カチッ チキッ カッ コチャ ガッ チッ



正男「・・・・・・」

正男達は戦慄を覚えた。

正男達の頭に変な顔文字突如バリケードの上に現れた、何十ものライフルの銃口が向けられていたのだから・・・。





ボガード「さよならだ・・・・・・」



正男はその言葉の意味を理解するや否や振り向き、逃亡を開始した

正男「駄目だっ! ここからは本拠地には行けない! 引き返そう!!」



クリス、ザトシ、浩二もそれに続いた





ボガード「ははっw 撃てっ!」

一斉に銃声が鳴り響いた

正男「くっ・・・・・・」



正男はそれを瞬時にかわし、そのまま走っていった。







ボカード「ははっww スコープ搭載ライフル・・・・・・逃げられると思うなぁ!?」


BGM:SAEKI TOSHIMICHI`s

中間ストーリー11 ~守護者ハ集ウ~

正男「よしっ 逃げ切ったw」

正男達は、無事入り口の三又路にたどり着いた。

クリス「ここまで来たら狙撃は受けないわねw」

正男「よし、さっきの大軍が迫ってくる前に中央の道に向かお・・・・・・」
浩二「待って!」



そんな正男の言葉を、浩二が真剣な顔で黙らせた。



浩二「・・・分かるんだよ・・・・・・感じるんだ・・・”風”の澱みを・・・・・・」

正男「・・・?」

ザトシ「俺、空気OTL」

浩二は誰にも気付かれない位の小さな声で呟き、そして・・・・・・



浩二「出て来い!!」



シュルルルル・・・と何かが燃えるような音がし・・・

目の前に「出て来た」のは爆弾だった。



正男達「!!」


 ・   ・  ・   ・
とっさにベイルの技を出す経験が無かった正男達は、一瞬技を出しそびれた。

そのまま時計形の爆弾は落ちていき・・・





はっと気付いた浩二が咄嗟に帽子を取り・・・



帽子を手裏剣のようにして爆弾に投げ当てた。



爆弾は帽子の勢いに乗り、軌道を変え・・・



正男達から三メートル程離れた所で地面に触れ、爆発した。

時計形の爆弾は・・・煌々と・・・赤紅と・・・燃えあがった。





爆弾の上に乗っていた帽子は消し炭になっており・・・

つい、もしあの帽子が自分だったら・・・という嫌な想像を掻き立てた。



正男「・・・・・・ちっ・・・ 誰だよ? 浩二の帽子燃やしやがった奴は!?」

正男が辺りを見回した時・・・









「いいから~死ねよ?」

頭上から声。



ふと上を見上げると、樹の枝に足を絡ませ 器用に足だけでぶらさがっている人影が、こちらに銃口を向けていた

正男「!?」



浩二「ニック・・・」





ニックと呼ばれた赤髪の青年は、浩二の返事を聞いてニイッと嬉しそうに笑った。


PM11:20~中央の道~

ヘラルド「んー? 何だ、今の爆音は・・・? 面倒くせぇ・・・」

ヘラルドがニックの爆弾の破裂する音を聞き、眉をひそめる。



ガルティス「んあ? そういやぁ、メイガ達は何処だぁ?」

ガルティスが気だるそうに辺りを見回した。

しかし、どこを見ても第三師団の二人は見当たらなかった。

ヘラルド「居ないみてえっすよ・・・   ・・・!? この硝煙の臭い・・・ニックの爆薬か・・・」

ヘラルドは、何度かニックと同じ任務に付いた事があるのか、爆薬の臭いをニックの物と断定した。



ガルティスの頭はフル回転し、ニックとメイガが命令を無視した事を理解する。

ガルティス「んじゃあ 何だぁ? 勝手にニックは攻めてったってのかぁ? ったく・・・餓鬼がっ!」

ガルティスが苛々と作戦会議用のパイプ椅子を蹴飛ばす。





ヘラルド「・・・爆発音がした、という事は交戦中かよ・・・・・・」

ガルティス「んじゃ、行くかぁ? 増援にww」

ヘラルド「ったく・・・・・・」

ヘラルドは椅子にかけていたジャンバーを羽織り、ガルティスと共に扉へ向かった。




ヘラルド「面倒くせえな・・・ああ、もう・・・」


PM11:22~三又路~

ニックは、笑った状態から「さらに笑って」、銃の引き金を引いた。

放たれた鉛弾は、危険な香りを放ちながら、正男の心臓に向かって一直線に進んでゆく。

ザトシ「うらっ!」


ガィンッ

ザトシがとっさに剣を振り、弾丸をはじいた。

ニック「ちっ」



ドゥンッ!

再び銃を撃ちはなった。

「お前等には」

ドゥンッ!

「ここで」

ドゥンッ!

「死んで貰うw」

ドゥンッ!

「何故かって?」

ドゥンッ!

「あの日の屈辱が」

ドゥンッ!

「忘れられないからだw」

ドゥンッ!

「浩二、お前もその仲間も」

ドゥンッ!

「死んで贖罪しやがれwww」

ドゥンッ!ドゥンッ!ドゥンッ!ドドドゥンッ!ドゥンッ!!!





ニック「ふう・・・さすがにやったか~?」

狂ったような連射ショーは終わり、木から降りるニック。



――――うーんw 煙が邪魔で死んだかどうか分かんねえ・・・w

そう思ったニックが、硝煙に近づいてみた。だが・・・

ニック「ちっww」



ニックは、舌打ちした。

ニックの見た煙の中には・・・

氷の盾が張っており、全ての弾丸が氷に包まれていたからだった。

――――確か、反逆者には一人ベイルが・・・氷属性のベイルが居たんだっけなww

ニック「氷のベイルだっけかw ”クリス”w 会議で聞いたぜw・・・・・・・・・・・・・!?」





少し距離を取り、再び銃を構えるニック。






その、一瞬の隙。

ほんの一瞬。

一瞬、煙が割れて・・・・・・



ニックの目の前に突如炎が現れ、ニックを包み込んだ。

ニック「ぐあああああああああああああああああっ」



――――馬鹿なっ!? ベイルは一人だけじゃ・・・



ニックはすぐに後退し、銃の引き金を引いた。



カチッ


ニック「ゑ・・・w」

弾切れの合図が、空しく鳴り響いた。



正男「今だっ!  ブレイ・バーナー

正男の手の平に、青く高温の炎が現れ、そのままニックに発射した。

ニック「マジデスカ(( ゜д゜))) っていうかここまで来て何でこんな適当なストーリーになったんだよwww」

正男「管理人のやる気が途切れたんだろうww 喰らえw」


「フレイル・スラッシュ」





正男の炎は、ニックにかする事は無く、光のカッターのようなものにかき消された。



正男「誰だ!」



クリスはヘインド山での事を思い出した。

光属性のこの技・・・見覚えがある。

クリス「・・・この技・・・メイガの?」



???「ふん・・・ニックと共に行動する人物・・・私しかいないだろう?」

男は暗闇から姿を現した。



正男「メイガかw」

メイガ「ああ・・・w   フレイル・フラッシュ

メイガは躊躇う事無く光のカッターを正男に向かって連射する。



正男「うおっ!」

正男は地面を自分から転がり、攻撃を避けた。

浩二「兄さん! くそっ 鳳凰召還!!

ザトシ「ポイズン・ソリッド!」

浩二の鳳凰は、使い慣れていない為か あまり大きくは無かったが、辺りを暴風で包むのには充分だった。

ザトシは両刃剣に毒を込め、そのままメイガに突っ込んだ。



メイガは少し眼を見開き、姿勢を低くして、腕に光を溜めた。

メイガ「・・・なるほど 四人ともベイルという訳か・・・ 貴様等のような国にとっての害虫が? 面白い・・・w」





???「待てw その毒男は俺様によこせww」

メイガ「ガルティス・・・」



ザトシが眼を上げると、そこには筋肉隆々の大男が歩いて来ていた。

ザトシ「・・・誰だ?」



???「ニ神の一人 ガルティスだw」



浩二「えっ!」

ザトシ「・・・二神・・・だと・・・・・・?」

正男「二神・・・」

正男はヘラルドの言葉を思い出した。

――――・・・一師団につき、2000人の兵士と副隊長と隊長が存在する。更にその上に二人、ニ神と呼ばれる者達が・・・・・・


正男「隊長格より上って奴かよ・・・?」

ガルティス「ほう 良く知ってやがるww  真っ先に殺してやりてぇ位だw  だが、お前の敵は俺様じゃねえw」



正男「・・・は? 何言っ・・・」



その突如聞こえてきた言葉は、正男の耳に響いた。

その声は、正男を黙らせるのには十分だった。

「また 会ったな・・・」





正男「・・・ヘラルドかw」



ヘラルドは、眠そうな目で正男を見た。



ヘラルド「覚えてやがったのか・・・・・・残念だw 面倒だから忘れてくれたらよかったんだが・・・」

正男「・・・普通の戦闘前のセリフとは真逆の事を言う奴だな・・・・・・普通は「覚えてたかw」とかじゃねえの?」



ヘラルド「はっ・・・それはともかくだ、お前のせいでこっちの腕がまだマトモに動かねえ・・・・・・・・・・どうしてくれる?」

ヘラルドは左腕を押さえながら言った。



ヘラルドの左腕は以前、正男に神経を切られている。



ヘラルド「・・・という訳だ、左腕の借り・・・・・・よこせw


ザトシ「二神? ナニソレヽ(゜∀。)ノ」

土から足をはがしたザトシは、「素直な」疑問を、「素直に」口にした。

ガルティス「・・・え~~らく? ムカつく野郎だなコラ・・・死ねw潰れて死ねw」



ガルティスは額に青筋を浮かべ、ニヤリと笑い、殴りかかった。

浩二「・・・じゃ、君は僕の方に用がありそうだから、僕がやろうw」

ニックは黒光りする拳銃に、弾を詰めながら答えた。

ニック「ああw 俺はもう任務はどーでもいいwww 手始めにお前を殺るwwwwww」

ニックは笑いに笑ってさらに笑った。



ニック「行くぜw?」

クリス「残りは・・・貴方ね?」

メイガ「ふっ あの時より少しはマシになっているか?」



クリスは少し考え・・・メイガを睨みつけた。

クリス「・・・・・・すぐに分かるわw」


今、それぞれの道を分かつ四つの戦いが始まった・・・