中間ストーリー10
「・・・・・・・」
「・・・どうだ? 奴等の様子は?」
「・・・順調だ。」
「そうか。 怪しんでる奴はいるか?」
「誰1人と・・・・。」
「くくく・・・流石はギルツ様だ。 こっちの思惑通りに事は進んでいる。」
「・・さぁて、どれ程の混乱を起こすか・・・。」
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正男「・・・・・今更だが・・・浩二、ちゃんと持ってるよな?5つ。」
浩二「落とす訳ないよ。それより、兄さんも落としてない?たった2つ。」
正男「当たり前だ!」
ミルド「お前等!静かにしろよ! そろそろだぞ・・・!」
ラミル「あんたもよ!」
ミルド「う・・・・」
セラム「・・・! 王女様!!」
正男「!!」
シルア(ゆっくり歩み寄る)「ふふ・・・そう堅くならなくても大丈夫ですよ。」
浩二「・・・は、はい。」(←堅っ)
シルア「・・確かに七星です。 本当に有難う御座いました。」
正男「あ、いや、俺達にとっちゃこれくらi」
浩二「兄さん!!」
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「そろそろ・・だな。」
「・・・!!見ろ!」
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シルア「・・・微かに反応を示していますね、お姉様?」
エルロア「ええ。恐らく、これらの星を操る者は、大周辺の気候を自由に変えられる程の力があるはず・・」
シルア「・・私達にも同じ事が?」
エルロア「・・・出来るはずよ。・・・いえ、やらなくてはいけない・・」
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「・・・・やるぞ。」
「・・・」(・・・失礼します)
(・・・む。様子はどうだ?)
(只今、始めたようです。)
(そうか、よし、お前達はもういいぞ。)
2匹(はっ!!)
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「聞いての通りだ。これより主様は再び以前の力を取り戻す。」
「やりましたな!!」
「流石、知将!!」
「こいつ等とは比べ物にならない!」
「・・・・・」
2匹「・・・何だとぉ!!」
「そりゃ、お前の事だろ!!」
「い〜や! お前の事だ!!」
「ふざけんな! この○○鳥が!!」
「・・・・・またか。 全くこいつ等は・・・」
「・・あれぇ?また喧嘩してるのぉ?」(入ってくる)
「・・・どうにかならんのか、こいつ等は。」
「・・止めればいいじゃない?」
「・・・いや、うっかりアレを使ってしまってはこの部屋が吹き飛ぶ。」
「まだ力を抑えられないの?」
「・・・ああ。」
「・・しょうがないなぁ。」(と言いつつ、杖を構える)
「・・・・・」
「そもそも貴様がs」
「いつもの事だがk」
「お前が悪いんだr」
「・・・・・・」
「・・・ふぅ。」
「・・・お前、今の・・・呪文は?」
「・・ふふっ。 もう言わなくても出来るようになっちゃった♪」
「・・・!?」
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正男「は〜〜・・・後は待つのみかぁ。」
ラミル「お疲れ様ですぅ。今が休み時ですよっ。」
浩二「・・・・」
ミルド「浩二!顔色悪いぞ?」
浩二「あ、いや、ちょっと考え事を・・・」
セラム「浩二君が悩み?」
浩二「う〜ん・・実は・・」
キイィィィィィィィン!!!
正男「な、何だぁ?」
ラミル「・・・成功したんですよ!」
セラム「え!?そうなの?」
ミルド「どれどれどれどれどれd」
正男「ほら、浩二も!!」
浩二「う、うん!!」(ちょっと遅かったかなぁ・・・まあいいや。)
ミルド「陛下ぁ!!様子は!?」
エルロア「・・うまくいきましたよ。」
シルア「これで・・元に戻る筈・・・」
キィン!!(一段と強く星が光る)
「きゃ!!!」(何処からともなく現れる)
正男「・・・!?」
浩二「・・・え!?」
セラム「・・・!!」
ラミル「誰!?」
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その頃・・・
パープル「・・・寒いぜ、リーダー・・・」
レッド「さっきから寒さは酷くなる一方だ・・・これは・・・」
イエロー「正男と浩二が早くしてくれれば・・・」
ブルー「夏が来る前に倒れないようにしないとな・・・」
グリーン「頑張れ皆、正男と浩二は必ずやってくれる・・俺達も必ず戻るんだ。」
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