[Canvas版] Java版

No. 4054
タイトル ： 「 新しいスーパー正男５ 」
特徴 ： ～第五話　炎の聖地へ～　難易度：５　建物を超えればあとは簡単。
作者 ： A君

第五話　炎の聖地へ

正志「この程度の敵なら問題ではないな」

正男「ところで俺は時空転移したのか？」

正志「おそらくそうだろう。しかしその対象が人間とは驚きだが」

正男「つまりどういうことなの？」

正志「普通は“？ブロック”にたまに起こる。原因は知らないが」

正男「俺はＭ．Ｃ．１９００年から来たのだが」

正志「やっぱりか・・・だが今はＭ．Ｃ．２０００年、ちょうど１００年の差になるね」

正男「では元に戻ることは出来ないの？」

正志「多分今は出来ない。ここ１００年はとても不安定だ」

正男「１００年か・・・俺も天変地異の影響を受けてここに来たということになるのか。・・・待てよ？タイミングが良すぎるな」

正志「何だと？」

正男「影男と言う真っ黒なやつが現れて倒そうとして、攻撃を受けそうになったが無傷だった。つまりあたる直前に時空転移が・・・」

正志「おそらく誰かの仕業だろうか。普通人間には起こらないし、だいたい“？ブロック”が消える瞬間も確認されていないし」

正男「じゃあ何でそれが時空転移といえるの？」

正志「未来からさかのぼったものとされるからだ。過去にそんな技術は無かろう。それに比べると正男は変だな・・・」

正男「なるほど・・・」

正志「元に戻りたいなら炎の聖地へ行くといい。ちょうど僕も行こうとしているから」

正男「何で行かないといけないの？」

正志「この世界を戻すために。だがほとんどのものは失敗している。２人で行けば何とかなるかもしれない」

正男「Ｍ．Ｃ．１０００にも戻した人がいたという伝説があったっけ。じゃあ次は俺たちの番なんだね」