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「 正男ストーリー9 」

Canvas版 [Java版]

No. 4030
タイトル : 正男ストーリー9
特徴 : ~白虎~ せりふの一部を「ギャグマンガ日和2 聖徳太子の楽しい木造建築」を参考にして書きました。
作者 : ゲド


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得点 コメント
順位 名前 得点 コメント 登録日時
1位 たたも 210   2018/08/12 08:15
1位 予感魚 210   2010/01/16 14:04
3位 60   2010/04/17 21:45
4位 deeeeeeeeee 50   2012/03/21 21:06
5位 むぎ 40   2012/12/28 17:53
(ベスト5のみ表示)


ストーリー9

白虎



正男:「うおっ!あぶねえ!」

正男とランザーは、罠だらけの白虎の遺跡を進んでいました。

正男:「・・・ホントにここに白虎がいるのか?前の部屋の終わりの方にいた白い虎もそれっぽかったけどさ。」

ランザー:「あいつは違うよ、本物は目が赤い。」

正男:「へーそうなんだ。じゃあ目が黒い奴はどんな奴だ?」

ランザー:「さあ?聞いてみなけりゃわからん。」

???:「わぁうれしい。ホントに来てくれたんだ。」

正男:「うわ!!なんだいきなり!お前が白虎か!」

白虎:「いかにもそうだよ。ガルとよんでね。」

そこには、瞳が赤くて、それ以外は、肌も、髪も、服も全て白い格好の青年がいました。

ランザー:「・・・お前、そんな穏やかそうなだったか?」

ガル:「やあランザー君、何千年かぶりだねぇ。」

正男:「??どんだけ生きているんだお前ら?」

ランザー:「う〜ん、4〜5千年か?」

正男:「・・・」

ランザー:「ところで白虎、お前剣持っているか?」

ガル:「ガルって呼んでよぉ。黄龍にもらったやつ?あげたよ。」

正男:「ナニィ!誰に?」

ガル:「えっと、ルーツ って人に。」

正男:「ルーツ・・・誰だろう。」

ランザー:「・・・それならここに用はない。帰るぞ。」

ガル:「エッ帰るの?泊まっていきなよ。ルーツ君のことはなしてあげるからぁ。」

正男:「どんなやつだ?」

ガル:「えっと、つんつん頭で、目が小さくて、防弾ベストをつけていたよ。」

ランザー:「それだけ聞けば十分だ、行くぞ正男。」

正男:「おう。」

ガル:「エッ泊まっていきなよ。枕投げとか楽しみにしていたんだよぉ。」

正男:「・・・凄く平和なやつだなお前。」

ガル:「一生のお願い!」

正男:「ハイハイ、じゃあ枕かして。」

ガル:「ハイ、これ。」

正男:「じゃあ行くよ、はい。」

正男は、なかば手渡す感じで、ガルに枕を当てました。」

正男:「行くぞランザー。」

ガル:「待てーーーーー!!!!どこにこんな悲しい枕投げがあるんだよぉーーーーー!!!!!!」

正男:「あ、怒った。」

ガル:「もっと本気でガンガンこんかい!!」

ランザー:「いや、この硬い枕じゃ痛いだろう。」

ガル:「みくびるな!枕だろうが炎だろうが華麗によけたるわい!」

ランザー:「そうですか。それでは。」

ランザーは手のひらを床につけて、手を持ち上げました。すると、火柱が立って、

炎の矢ができました。

ランザー:「オラァ!!」

ガル:「グハァ!」

ランザーが投げた炎の矢は、ガルにまともにヒットしましたしました。

ランザー:「直撃じゃねえか。ちゃんとよけろよ。」

ガル:「もう許さん・・・マジで許さん・・・」

ガルの体が白く輝き、正男たちは目を開けていられませんでした。

ガル:「覚悟しろよ・・・」

正男:「・・・白い虎・・・」

ランザー:「まずい!早く逃げないと!こいつは怒ったら手がつけられないんだ!」

正男:「わかった!」

白虎:「逃すか!」

白虎になったガルは、素早く正男の前に廻りこみました。

ランザー:「仕方ない。正男、頼んだ。」

ランザーは、正男を蹴りだして、白虎の前に突き出しました。

正男:「裏切り者ーー!!」

白虎:「フフフ・・・」

正男と白虎の戦いです・・・